脚本・演出を担当しております。アクトスピア代表清原大夢です
11月に公演を予定している
アクトスピア第3回主催公演「花鳥風月」の出演者募集しています
それに伴い、出演を決める参考資料として
台本初稿の一部を先行公開致します!
※初稿ですので多少の変更はあります。予めご了承ください。
ネタバレになりますので、出演希望の方のみご覧ください
作品概要
【演目タイトル】
花鳥風月:美しい自然の風景や、それを重んじる風流を意味する四字熟語
【企画・制作】アクトスピア
【企画意図】
コロナ禍での表現の場を作り出す為。少人数で芝居重視の作品を作る為
【作品時間】80分の長編を予定
【ジャンル】ヒューマンドラマ
【美術】一軒家のリビングを再現
公演概要
【日程】
本番期間:11/2(火)~11/7(日)
※新型コロナウイルスの感染状況によっては延期もしくは中止も検討。
※本番期間は 5 日間。計 8 公演。1チーム、4 公演ずつ
稽古期間:9月中旬~ (週に2,3回を予定)
稽古回数:1チーム合計10回程度を予定
※延期になった場合、公演の再開催は2022年4月を検討
【会場】
本番:東中野バニラスタジオ
https://vanilla-studio.net/
稽古:都内を予定
※詳細は個別にご対応いたします。
【チケット種】
・S席:4,500円(コメント入りチェキの特典付き)
・一般:3,500円
【物販】
・キャストブロマイド
・ランダムチェキ
・台本
などを検討中。
【制作体制】
キャスト:女性4人
※Wチームの場合は4人×2チームで女性8人
スタッフ:脚本・演出 清原大夢
照明・音響:1名
当日制作:1名
物販担当:2名
【衣装・メイク】
基本的には自前でお願いします。特殊な物は制作側でご用意いたします。
【感染症対策】
その時のガイドラインに従い、十分な対策を行う。
・手洗い・うがいの徹底
・稽古中はマスクを着用
・関係者の検温
・保健所への提出の為、個人情報の取得
など
花鳥風月台本

作 清原大夢
◆あらすじ
独身 OL の長女花織、ニートの次女飛鳥、キャバ嬢ダンサーの三女風音、進路に迷う高校三年生の四女満月の四姉妹が住む郊外の一軒家。
父親が失踪、母親が自殺と立て続けに親を失った姉妹が理不尽な世の中でそれでも力強く生きていく模様を描いた作品。
◆キャスト
長女 花織 20代後~30代前
次女 飛鳥 20代
三女 風音 20代
四女 満月 10代後~20代前
◆本文
開場と同時に、客入れBGMを流す。複数回、キャストの声が吹き込まれた観劇の諸
注意を流す。プロジェクターの準備が出来ていたら、正面に白布を置いて、そこに映
像を流す。開演時間と同時に暗転。BGMがフェードアウト。
【0場】
暗転中四人板付き。
上手側から花織、飛鳥、風音、満月の順番で並んでいる。
明転
四人が黒系の服(衣装A)を着ている。手を合わせている。
飛鳥「やっぱり、高いお墓にして良かったね」
花織「結構したからね~」
風音「ここにあるお墓の中で、一番かっこいい!」
満月「でも、本当に良かったの?お供え物がこれで」
花織「まあ、ラップしてあるし大丈夫でしょ?夕方になったらまた取りに来るし」
風音「ねえ、お昼どうする?これ見てたらお腹すいた」
飛鳥「ファミレスで良いんじゃない?」
風音「えー、せっかくここまで来たんだからおそばとか食べようよ~」
飛鳥「そば屋なんてあった?」
満月「調べてみる」
満月がスマホを操作する。
飛鳥「お姉はどっちが良い?」
花織「どっちでもいいよ。なるべく近い方で、もう歩き疲れた」
風音「歳だね~かおり姉も」
花織「あんたらもそんなに変わんないでしょ?」
飛鳥「いや、5個も違うから」
風音「私は6個!」
花織「変わんない、変わんない」
満月「お蕎麦屋さんの方が近い」
風音「あす姉おそばでいいよね?」
飛鳥「わかった」
風音「早く行こ!」
花織「待って、最後に」
四人が並ぶ。
花織「お母さん、今月も私達姉妹を守ってくれてありがとう。来月もよろしくお願いします」
四人が手を合わせて目を閉じる。各々目を開ける。
風音「お腹すき過ぎて、お腹痛い」
風音が下手側にはけていく。三人がついて行く。
満月「え?大丈夫?」
飛鳥「大丈夫、食べたら治る」
花織「どれくらいで着く?」
徐々に暗転。
OPの曲を流す。
暗転中にキャスト下手側で着替え。満月のみ下手奥で着替える。スタッフ、もしくは
キャストが中央の白幕を下手側に移動させる。OPの曲がフェードアウト。
【1場】
明転
~2年前~
明転してすぐ満月(衣装B部屋着)が洗濯物を持って下手奥から登場。上手側に座り
洗濯物を畳んでいる。下手手前から飛鳥(衣装Bパジャマ)が登場。
飛鳥「おはよー」
満月「もう夕方だよあす姉」
飛鳥「私的には朝なの」
飛鳥が下手奥にはける。ペットボトルの水を持って再び登場。
飛鳥「あれ?今日の家事当番って満月だっけ?」
満月「違う。かのちゃん」
飛鳥「あいつ、またさぼりか」
満月「あす姉も昨日やってなかったよ」
飛鳥「私は畳んだ!一緒にしないで」
満月「お風呂掃除」
飛鳥「・・・あー、うっかり」
満月「朝、お姉ちゃんがぬるぬるしてるって怒ってた」
飛鳥「怖い怖い・・・ところでお姉は?部屋にいなかったけど、お出かけ?」
満月「仕事行った、なんかトラブルが起きたみたい」
飛鳥「ふーん。じゃあ、鬼の居ぬ間に」
飛鳥が下手奥にはけて、プリンを持って戻って来る。
飛鳥「しかし、社会人は大変だね~。こんなご時世でも満員電車に揺られて・・・風音は?」
満月「バイト」
飛鳥「早くない?」
満月「同伴って言ってた」
飛鳥「なるほどね~、また美味しいもの食べてくるわけだ」
満月「お寿司だって」
飛鳥「お寿司!回ってないんだろうな~」
満月「あす姉ご飯いる?食べるならもう作るけど」
飛鳥「う~ん。いらない」
満月「またダイエット?」
飛鳥「いや、食欲無いんだよね~最近」
満月「なんかあったの?」
飛鳥「うーん。特には何も。強いて言うなら職探しのストレス?」
満月「やっぱり大変なの?」
飛鳥「大変だね~。私が希望してる所は、どこも人を雇う余裕ないみたい。大学出てたら違う
んだろうけど」
満月「やっぱり大学は出といた方が良いの?」
飛鳥「そうじゃん?」
満月「・・・本当に行く意味ってあるのかな?」
飛鳥「さあね~、行った事ないからわかんない。まあ、大学卒って武器は手に入るけど」
満月「そうだよね・・・」
花織(声)「ただいま~」
満月「おかえりー」
飛鳥「鬼が帰ってきた」
飛鳥が下手手前にはける。花織(衣装B仕事着)が上手奥から登場。
花織「もうこたつ出したの?まだ9月だけど」
満月「あす姉が寒いって」
花織「まったく」
満月「お姉ちゃんご飯は?」
花織「食べてきたから大丈夫」
満月「わかった」
満月が洗濯物をまとめる。
花織「あれ?今日の当番は風音だったよね?」
満月「バイト行った」
花織「早くない?」
満月「同伴って言ってた」
花織「じゃあ、また美味しいもの食べてくるわけだ」
満月「おんなじ事言ってる」
花織「飛鳥と?」
満月「うん」
花織「それやだな・・・で、飛鳥は?」
満月「部屋にいる」
花織「もうご飯食べたの?」
満月「食べてない、食欲無いんだって」
花織「そう」
花織が下手奥にはける。満月もついていく。
花織が下手奥から出てきて下手手前にはける。
花織(声)「ちょっと飛鳥!あんた私のプリン食べたでしょ!せっかく帰って来たら食べようと
思って冷やしといたのに」
飛鳥(声)「名前書いてなかったでしょ?」
花織(声)「書いてなくてもわかるでしょ?あんたが買ったわけじゃないんだから」
満月が下手奥から、マグカップを持って登場。こたつの正面に座り、飲み始める。
飛鳥が下手手前から登場して、ソファの上手側に座る。
飛鳥「プリン一つぐらいでガミガミ、ガミガミ」
花織も下手手前から登場。
花織「他人の物を勝手に食べるなって話をしてんの!食べたければ自分で買ってきなさい」
飛鳥「食べられたくなければ名前書いときなよ」
花織「あんたは書いといてもどうせ食べるでしょ?」
飛鳥「食べない、決めつけるのは良くないと思うんだけど」
花織「日頃の行いの問題。どうせ今回だってわかってて食べたんでしょ」
飛鳥「はあ!?そんな事ないし」
花織「満月どうなの?」
満月「鬼の居ぬ間にって言ってた」
飛鳥「ちょっと満月!」
花織「誰が鬼ですって」
飛鳥「怒ってる時の顔が鬼なの、そんな顔してるからいつまでも結婚出来ないんだよ」
花織「今その話は関係ないでしょ!」
飛鳥「プリン一つ食べられたぐらいで怒るような細かい性格も原因なんじゃないの?ほら、関
係ある話になった」
花織「あんただって、そんな反抗的な態度ばっかりとってるから、仕事決まんないんじゃない
の?引きこもりのニートでギャルってどうなの?」
飛鳥「その話こそ関係ないでしょ?」
花織「バイトぐらいしなさいよ、貯金だってもうそんなに残ってないでしょ?」
飛鳥「まだ、沢山あります」
花織「じゃあ、自分で買って食べなさいよプリンぐらい」
飛鳥「外に出るのが、めんどくさいの!」
満月が立ち上がり、下手奥にはける。
花織「ずっと家にいるんだから、お風呂掃除さぼってないでちゃんとやりなさい。てか、毎日
やりなさい」
飛鳥「分担を決めたのは、お姉でしょ?」
花織「決めた時、あんたはニートじゃなかった」
飛鳥「私だってニートになりたくてなったんじゃない!」
満月が下手奥から出てくる。
満月「私勉強するから、ほどほどにしてね」
満月が洗濯物を持って下手手前にはけていく。少しの間。
飛鳥「ごめん、明日プリン買ってくる」
花織「私も言い過ぎた」
花織が正面に座る。
花織「あんた、うちの会社入る?最近二人辞めたから、人足りないし」
飛鳥「遠慮しとく、パソコン苦手だし」
花織「すぐ覚えられるでしょ?あんた頭良いし」
飛鳥「高卒だけどねー」
花織「・・・ごめんね、大学行かせられなくて」
飛鳥「いいよ別に。行っても意味なかったかもしれないし。それに、中卒のお姉よりは学歴上
だし」
花織「・・・そうね」
飛鳥「まあ、今はお姉の方が凄いけど」
花織「そんな事ないよ、今日だって仕事を家に持ち込んじゃってるし」
花織が鞄からノートパソコンと資料を取り出す。
飛鳥「邪魔しないように部屋に戻ります」
花織「気を使ってくれてありがと」
飛鳥が下手手前に向かう。
花織「ご飯はちゃんと食べなさいよ、体調崩したら大変だから」
飛鳥「わかってる。お姉もちゃんと部屋で寝るんだよ」
花織「わかってる」
飛鳥が下手手前にはける。花織がパソコンを叩き始める。
徐々に暗転
【2場】
徐々に明転
花織が寝ている。
風音(声)「ただいま~、また電気点いてる」
風音(衣装B仕事着)が上手奥から登場する。
風音「やっぱりここで寝てるよ。かおり姉起きて。風邪ひくよ」
花織全く起きない。
風音「爆睡・・・」
風音が下手手前にはけて、毛布を持って帰って来て花織にかける。
風音「まったく・・・」
下手奥にはけながら。
風音「それにしても回転寿司は無いわー。同伴で寿司って言ったら、普通回らないやつでし
ょ。やっぱりもう無いかプリン。行く前に食べとけば良かったな~」
風音が下手奥から出てくる。そこに飛鳥が下手手前から登場。
飛鳥「帰ってたんだ」
風音「まだ起きてたの?いいね~ニートは、休みなのにメイクまでして」
飛鳥「彼氏とZOOMしてたの!」
風音「遊び人の彼氏?」
飛鳥「遊び人じゃない!ちゃんと一流企業で働いてるの!」
風音「一流企業で働いてる人がなんでこんな時間まで起きてんの?ニートなんじゃない?」
飛鳥「フレックスタイム制なんです~。それよりあんた今日の家事当番さぼったでしょ?」
風音「しょうがないでしょ?同伴だったんだから」
飛鳥「やってから行きなさいよ」
風音「急に連絡が来たの!お寿司を食べに行かないかって電話が来たの!それにやってくれた
のはあす姉じゃなくて満月ちゃんでしょ?」
飛鳥「そういう問題じゃない」
風音「そういうあす姉だって何回もさぼってるでしょ?ニートなのに」
飛鳥「あんたよりは回数少ないから!」
風音「威張っていう事じゃない!引きこもりニート!」
飛鳥「うるさい、キャバ嬢ダンサー!」
花織「うるさい!寝れないでしょ!」
少しの間。
花織「今何時?」
風音「夜中の二時」
花織「もうそんな時間?はあ、びっくりするぐらい終わってない」
飛鳥「ちゃんと部屋で寝なって言ったのに」
花織「しょうがないでしょ?寝ちゃったんだから」
花織「毛布?」
風音「私がかけたの」
下手手前から満月(衣装Cパジャマ)が登場。
満月「何かあったの?怒鳴り声聞こえたけど」
飛鳥「お姉のせいで満月が起きちゃったじゃん」
花織「最初に騒いでたのはあんた達でしょ?」
風音「あす姉のせい」
飛鳥「最初にふっかけて来たのはあんたでしょ!だいたい、お姉がこんな所で寝てるのが悪い
の」
花織「なんでそうなるの?あ、風音。満月に謝りなさい、当番さぼったんだから」
風音「あす姉だってさぼってるじゃん!」
飛鳥「私は関係ないでしょ!」
花織「関係ある!二人とも謝りなさい」
風音「・・・」
飛鳥「・・・」
風音「満月ちゃんごめんね。代わりに家事やってくれてありがとう」
飛鳥「ごめん」
満月「別に良いよ、それより明日テストだから静かに寝かせて欲しい」
花織「ごめん、そうだったね。朝ごはん何食べてく?お姉ちゃん作るよ」
満月「大丈夫、明日は私の担当だから。じゃあ、おやすみ」
満月が下手手前にはける。
風音「なんか満月ちゃんだんだんかおり姉に似てきたね」
飛鳥「かわいそう」
花織「良いじゃない。夜中に帰ってきたり、一日の殆どを自分の部屋で過ごしてる人達に似る
よりはマシ」
飛鳥「30にもなってこたつで寝ちゃう人に言われたくない」
花織「何?・・・やめよ。またうるさくなる」
飛鳥「・・・・」
風音「私も、明日オーディションだから寝る~」
花織「オーディション?」
風音「舞台のオーディション」
飛鳥「舞台?あんた演技なんて出来んの?」
花織「あんた女優になるの?」
風音「違う違う、ダンサー役なの」
花織「あー、なるほど」
風音「それに、振り付けの人が有名ダンサーだから名前と恩を売っとくの」
飛鳥「媚を売るの間違いじゃないの?」
花織「飛鳥!・・頑張って。風音なら絶対受かる」
風音「ありがとう。かおり姉はちゃんと自分の部屋で寝るんだよ。風邪ひくから」
花織「わかった。毛布ありがとね」
風音「どういたしまして~」
風音が下手手前にはける。
花織「あんたもあんまり遅くまで起きてないで寝なさい。電気代もったいないから」
飛鳥「いやいや、お姉もでしょそれは」
花織「・・・はい。気をつけます」
飛鳥「お姉・・・」
花織「ん?」
飛鳥「・・・いや、何でもない。おやすみ」
花織「・・・おやすみ」
飛鳥が下手手前にはける。
花織「まだ全然終わってないけど・・・寝よ。明日頑張ろ~」
花織がテーブルの上を片付けて、毛布を持って、下手手前にはける。
暗転
ブリッジの音楽。
【3場】
明転
四人が母親の写真に向かって板付き。手を合わせている。花織(衣装C部屋着)飛鳥
(衣装B)風音(衣装C部屋着)満月(衣装B)
花織「お母さん、今月も私達姉妹を守ってくれてありがとう。来月もよろしくお願いします」
手を合わせるのをやめて、花織が上手側に座り、下手側に他の三人が座る(スペース
的にきつかったら正面に1人座る)
花織「今月もみんな無事で過ごせて良かったです。はい、今月分」
花織が三人に封筒を渡す。それを受け取る三人。
風音「かおり姉、私もう大丈夫だよ。稼いでるし」
花織「いいから、沢山あって困るもんじゃないでしょ」
風音「いや、でもさ」
飛鳥「くれるって言うんだから貰っときなよ」
風音「あす姉は、ニートだから貰っとかないとね」
飛鳥「私は、貯金がまだあるから大丈夫なの」
風音「いつかは無くなるでしょ?」
飛鳥「あんただって、散財してるんじゃないの?」
風音「そんなにしてないし!」
花織「ほら、お母さんの月命日に喧嘩しないの」
飛鳥「・・・ご飯の準備してくる」
風音「珍しいね~さぼらないなんて」
飛鳥「うるさい」
飛鳥が下手奥にはける。
花織「あんたらはもうちょっと仲良く出来ないの?」
風音「出来ない!」
花織「もう」
風音「ご飯出来たらLINEして、台詞覚えてくるから」
風音が下手手前にはける。
花織「同じ家にいるのにLINEって・・・」
満月「・・・お姉ちゃん」
花織「ん?何?」
満月「私も大丈夫だよ、お金」
花織「あんたこそ受け取りなさい、まだ高校生なんだから」
満月「そんなに使わないし、必要になったらバイトする」
花織「バイトなんてしなくて良いから、勉強に集中しなさい」
満月「でも・・・」
花織「それよりあんた進路はどうするの?もうすぐ三者面談でしょ?ちょっとはあんたがどう
するのかを聞いとかないと、話出来ないから」
満月「・・・迷ってる」
花織「まあ、あんたの成績だったらどこの大学でも入れるだろうけど、そろそろ目標決めて勉
強した方が良いんじゃない?模試もかなり良い点数だったんだし、もっと上のレベル
の大学も狙えるでしょ?」
満月「・・・大学って行かないとダメかな?」
花織「え?・・・」
満月「大学に行った方が良いのか最近わからなくて」
花織「行っ方が良いに決まってるでしょ?有名大学を卒業すれば就職の時に有利になるんだか
ら」
満月「でも、将来やりたい仕事もまだわかんないし、行く意味あるのかなって思って・・・」
花織「大学に入れば、いろいろ選択肢が増えるの。そしたら、やりたい仕事もすぐに見つかる
し・・・あんた、もしかしてお金の事気にしてるんじゃないでしょうね?あんたはそ
んな心配しなくていいの!お姉ちゃんがなんとかするから」
満月「・・・」
花織「とにかく、まずは志望校をいくつかピックアップして、見学に行きたい所あったらなる
べく見に行きなさい!その学校の雰囲気を見とくのも大事な事だから、一人で不安な
らお姉ちゃんも有給とってついてくし」
満月「・・・」
飛鳥が下手奥から登場。
飛鳥「ねえ、満月手伝って、私一人じゃ無理」
花織「今大事な話してる最中なんだけど、背伸びしないで一人で作れるような簡単な物にしな
さいよ」
飛鳥「手抜きだって言われるのは嫌なの!特に無駄に舌の肥えたキャバ嬢がうるさいんだか
ら、自分もそんなに料理上手くないくせに」
花織「満月、手伝ってきてあげて」
満月「・・・わかった」
飛鳥と満月が下手奥にはける。花織が母親の写真に向かって。
花織「お母さん、私間違ってないよね。満月にはなるべく苦労して欲しくないの・・・」
飛鳥が叫び声をあげる。
満月(声)「あす姉何やってんの!?」
飛鳥(声)「フランベがやりたかったの、でもこんなに火出ると思わないじゃん!」
花織「フランベって、まさか私の赤ワイン使ってないでしょうね?料理酒に使うようなやつじ
ゃないんだからね!」
花織が下手奥にはける。
暗転
【4場】
明転
飛鳥が正面、満月が下手側で暗転中に板付き。
飛鳥「最近のテレビってあんま面白くないね~」
満月「あす姉」
飛鳥「ん?」
満月「・・・さっきはありがとう」
飛鳥「別に、一人で作れなかっただけ」
満月「でも、助かった」
飛鳥「・・・やりたい事があるんだったら、早めに言った方が良いよ。じゃないとどんどん言
いづらくなるから」
満月「わかってる。でも・・・」
飛鳥「でも?」
満月「言いにくい・・・」
飛鳥「満月は何になりたいの?」
満月「お姉ちゃんに言わない?」
飛鳥「言わない」
満月「・・・私、料理人になりたい」
飛鳥「へー、でもなんで料理人?」
満月「好きなの。料理してると嫌な事とか全部忘れられるし、みんなが美味しそうに食べてる
の見ると嬉しくなるの」
飛鳥「ふーん。良いじゃん」
満月「・・・怒らないの?」
飛鳥「何で?料理人は怒られるような職業じゃないでしょ?」
満月「いや、そうじゃなくて・・・お父さんと同じだから」
飛鳥「あー、そゆことか。私、お父さんの事嫌いじゃないから」
満月「そうなの?」
飛鳥「うーん。昔はそういう時期もあったけど、今は全く」
満月「なんでそうなったの?」
飛鳥「お姉には内緒ね。実はお父さんのお店に行った事があるの」
満月「え?」
飛鳥「福岡に旅行行った時、たまたま入ったお店がお父さんのお店でさ。スルーしようかと思
ったけど、思い切って声かけてみたの。お父さん、飛鳥の事覚えてる?って」
満月「それで?」
飛鳥「メイクしてたから、気づかれないかなって思ったけど、すぐにわかったみたいでさ、お
父さん、泣いちゃったんだ。他のお客さんも沢山いるのにさ、すっごい恥ずかしかっ
た。最終的には私の友達まで泣き出して超カオス。でも、嬉しかったんだよね。覚え
ててくれたんだーって」
満月「・・・・」
飛鳥「それに、料理がめちゃくちゃ美味しくて、お客さんがみんな幸せそうだったの。それ見
たら、なんかどうでも良くなっちゃって」
満月「私の事は、覚えてた?」
飛鳥「覚えてたよ。あんただけじゃなくて、お姉の事も風音の事もちゃんと覚えてた。もちろ
んお母さんの事も」
満月「良かった・・・」
飛鳥「LINE教えよっか?料理人になりたいならプロに聞くのが一番でしょ?」
満月「え?・・・でも、なんて送ったらいいかわかんない」
飛鳥「なんでもいいでしょ?お父さん久し振り、私、将来料理人になりたいんだけど、どうし
たら良いと思う?とかで」
満月「いや、あす姉みたいには送れないから」
飛鳥「じゃあ、私が聞いといてあげるよ、たまにだけど相談とか乗ってもらってるし」
満月「・・・ううん。大丈夫。自分で聞く。頑張る」
飛鳥「わかった」
満月「うん」
風音が下手手前からバスタオル持って登場。
風音「かおり姉出た?」
飛鳥「まだ入ってるよ」
風音「まだ入ってんの?長くない?」
飛鳥「金曜だからじゃん?」
風音「そっか、今日金曜か」
飛鳥「あんた先入る?」
風音「そうする」
風音が下手の奥にはける。
満月「かのちゃんは今のお父さんの事どう思ってるの?」
飛鳥「わかんない」
満月「じゃあ、内緒の方が良い?」
飛鳥「どっちでも良いんじゃん?そんなに嫌ってないと思うよ」
風音が戻って来る。
風音「かおり姉もうすぐ出るって~、満月ちゃん久しぶりに一緒に入る?」
満月「え?」
風音「ちょっと良い入浴剤貰ったんだけど、一人で入るの寂しいじゃん」
飛鳥「入ったら?さぞお高い入浴剤なんだろうし」
風音「あす姉も入れるんだから感謝してよね」
飛鳥「はいはい、ありがと。じゃあ、出たら呼んで」
飛鳥が下手手前にはける。
風音「今日は、お風呂掃除さぼらないでね~」
飛鳥(声)「わかってるよ!」
風音がこたつに座ってリモコンを操作する。
風音「このクイズ番組まだやってたんだ」
満月「・・・かのちゃんって、大学行こうとは思わなかったの?」
風音「何?急に」
満月「ちょっと聞いてみたくて」
風音「思わなかったな~」
満月「なんで?」
風音「中学の頃からダンサーになりたいって思ってたから、ダンスは大学行ってなくても出来
るし」
満月「反対されなかったの?」
風音「されたよ、かおり姉には大学出てちゃんとした職につけって、あす姉にはあんたには絶
対無理って、それでカチンときたから、オーディション受けて有名なダンスチームに
入って納得させたの。まあ、いろいろあって辞めちゃったけど」
満月「知らなかった」
風音「かおり姉が満月ちゃんの前では話すなってさ・・・変な影響与えると思ったんじゃな
い?だから、今話した事、かおり姉には内緒ね」
満月「うん」
風音「そろそろ、追い出してくるから満月ちゃんお風呂入る準備してきて」
満月「わかった」
満月が下手手前にはける。
風音「かおり姉― !」
風音が下手奥にはける。
風音(声)「出てるなら言ってよ、それに裸で歯磨くのやめたら?」
花織(声)「良いでしょ誰にも迷惑かけてないんだから」
風音(声)「風邪引いたら迷惑なんですけど」
花織(声)「わかった、服着るから」
満月が下手手前からバスタオルを持って登場。テレビを消して、下手奥にはける。
風音(声)「ちょっと、かおり姉ここにあった入浴剤入れたの?」
花織(声)「ダメだった?」
風音(声)「入れようと思ってたのに」
花織(声)「じゃあ、良いじゃん」
風音(声)「一番目が良かったの~」
花織(声)「あんた達また二人で入るの?」
風音(声)「話しそらした!高い奴なんだよこれ?入れた瞬間が一番効果が出るんだよこれ」
飛鳥が下手手前からバスタオルを持って出てくる。
飛鳥「また揉めてるよ」
花織(声)「使われたくなければ、ちゃんと名前書いときなさいよ」
飛鳥「いやいやいや、それ私が言った事」
風音(声)「・・・もういい、満月ちゃん入ろ」
満月(声)「うん」
花織がバスタオルを首にかけて下手奥から登場。
花織「あの歳で家のお風呂一緒に入るってどうなの?」
飛鳥「良いんじゃないの?時間短縮にもなるから、私も早く入れるし」
花織「まあ、それはそうだけどさ」
飛鳥「うちらだって、昔は一緒に入ってたじゃん?」
花織「いつの話よ?もう20年以上前の話でしょ」
飛鳥「20年か~。早いね~時が経つのは」
花織「何、年寄みたいなこと言ってんの?今日はお風呂掃除忘れないでよ」
飛鳥「わかってる」
花織「後、満月に言っといて、お金の事は気にしなくていいから好きな大学に入りなさいっ
て」
花織が立ち上がり、下手手前にはけようとする。
飛鳥「お姉はさ、どうして満月に大学行かせたいの?」
花織「どうしてって、就職に有利なるからに決まってるでしょ?あの子には苦労して欲しくな
いの。私やあんたみたいに」
飛鳥「でも、風音は大学入ってなくてもやりたい事見つけて頑張ってたじゃん?」
花織「あの子は特別。行動力がずば抜けてるから、まあ考えが甘い所があるけど」
飛鳥「お父さんそっくりだもんね」
花織「・・・違う。私達はあんな男とは違う」
飛鳥「そろそろ許してあげたら?毎月お金送って貰ってるんでしょ?」
花織「いい迷惑よ」
飛鳥「全く使ってないの?」
花織「使ってない」
飛鳥「生活は大丈夫なのかって心配してたよ」
花織「・・・今更遅いのよ。お母さんを見捨てたんだから・・・あんたも早く再就職しなさ
い。人間関係のストレスなんてずっと言い訳には出来ないからね。それにあんまりあ
の男と連絡とるんじゃないよ」
花織が下手手前にはける。
飛鳥「意地っ張り」
暗転
ブリッジの音
【5場】
暗転中に飛鳥と風音が板付き。
風音「誘ってきたのは向こうなんだから、悪いのは向こうでしょ?」
飛鳥「彼女がいた事は知ってたんでしょ!」
明転
風音「あす姉の彼氏だって事は知らなかった!」
飛鳥「だからって付き合って良い理由にはならないでしょ!」
風音「別に付き合ってないし」
飛鳥「ホテルから一緒に出てきた事はどう説明するの?」
風音「説明って、誘われたからついて行っただけ」
飛鳥「誘われたからって、あんたねー」
花織(衣装C+ カーディガン)が下手手前から出てくる。
花織「ちょっとあんた達いい加減にしなさいよ、うるさくて仕事にならない」
飛鳥「だってこいつが、私の彼氏をとったの」
花織「こいつとか言わない」
風音「私はとってない」
飛鳥「とったでしょ?」
花織「何があったの?」
飛鳥「こいつが私の彼氏とホテルから出てきたの。それを彼に言ったらこいつと付き合ってる
から別れて欲しいって」
花織「だからこいつって言わない」
風音「私は付き合ってるつもりなんてない、あす姉が勝手にフラれたんでしょ?飽きられたん
じゃないの?」
花織「風音、少し言い過ぎ」
風音「事実だもん」
飛鳥「飽きられてない!昨日だってZOOMしてたもん」
風音「いや、良い大人が毎晩ZOOMしてるだけって、それ付き合ってるって言わないでし
ょ?彼も行ってたよ、今の彼女は刺激が無くてつまらないって」
飛鳥「・・・」
風音「会った時も、ランチだカフェだって普通のデートしかしないし、夜だって大した事なか
ったって、見た目の割には普通でつまらない女って・・・」
飛鳥が風音をビンタする。
花織「ちょっと、飛鳥やりすぎ」
風音が飛鳥をビンタする。
花織「風音!」
飛鳥「あんた・・・そんな軽い事ばっかりしてるからダンスチーム追い出されるのよ」
風音「はあ?」
飛鳥「たいした実力も無いのに、コネだ人脈だって、簡単に体許してるからいいようにあしら
われるの。この前の舞台だって直前で役を変えられたんでしょ?枕営業で勝ち取った
役だったのにね~」
風音「そんな事ない!」
飛鳥「ダンスの技術を日頃から磨いてないからそんな事になるの」
風音「そんな事、あす姉に言われなくたってわかってる!」
飛鳥「じゃあ、いつ練習してんの?」
風音「イベントがないんだからしょうがないでしょ?」
飛鳥「昔は、イベントが無くても自主練習してたのにね、偉くなったもんね」
風音「・・・・」
飛鳥「同伴、アフター、同伴、アフター、キャバクラのナンバー1だって枕営業でなったんじ
ゃないの?」
風音「枕営業だって立派な戦略でしょ?ちょっとセクハラされたからって仕事辞める人よりは
マシ」
花織がため息をついて、ソファに座る。
飛鳥「ちょっとじゃない!知りもしないのに、適当な事言わないで!」
風音「あす姉だって、何も知らないくせに適当な事言わないでよ!」
飛鳥と風音が睨み合う。
満月(声)「ただいま~」
花織「おかえり~、遅かったね」
満月(衣装D制服)が上手奥から登場。
満月「図書館行ってた・・・どうしたの?」
花織「喧嘩」
風音「てか、もうフラれてるんだから、つっかかってくるのおかしくない?」
飛鳥「LINEだけで別れられるわけないでしょ?直接会って聞いてみないと」
風音「そう言う所でしょ?フラれる原因は。つまんないくせに重い女」
飛鳥「好きな人に重くなって何が悪いの?尻軽女よりは良い人生を送れると思うけど」
風音「送れてないじゃん。マグロ女」
飛鳥「はあ?違うし!」
満月「マグロ女って何?」
花織「あんたは知らなくていい。はいはい、二人ともそれぐらいにして、満月が帰ってきたか
らご飯にするよ」
飛鳥「いらない」
飛鳥が下手手前にはける。
風音「私も」
風音が下手手前にはける。
花織「まったく・・・」
満月「何があったの?」
花織「男問題、とったとられたって情けない。父親と同じで、女にだらしない男に関わった二
人が悪い。まあ、風音はダメージ食らってないだろうけど」
満月「・・・・」
花織「あ、ごめん」
満月「ううん。私お父さんの事あんまり覚えてないから。別に大丈夫」
花織「そっか、あんたは変な男に引っかかるんじゃないよ。まあ、今は勉強でそれどころじゃ
ないか」
満月「うん・・・そうだね」
花織「それより何食べる?」
満月「今日、私作るよ。ちょっと作りたい物あるし」
花織「そう?じゃあ、任せようかな。まだ仕事残ってるから助かる」
満月「出来たら、呼びに行くね」
花織「うん。ありがとう」
下手手前から飛鳥(衣装C外着※すぐ着替えられる程度)が登場。
花織「どっか行くの?」
飛鳥「彼に会って来る」
花織「やめときなさいよ、傷つくのはあんただよ」
飛鳥「お姉には関係ないでしょ、ほっといて」
飛鳥が上手奥にはける。
花織「・・・・」
満月「大丈夫かな?」
花織「子供じゃないから、大丈夫でしょ?」
満月「うん」
花織「二人の分も作って冷蔵庫に入れといて」
満月「わかった」
花織が下手手前にはける。満月が下手奥にはける。
徐々にブル転
【6場】
飛鳥が上手奥からゆっくりふらつきながら下手奥に向かう。酒の瓶とグラスを持って
登場。こたつの正面に座って飲み始める。
明転
下手手前から花織が登場。
花織「電気も点けないで何やってんの?」
飛鳥「・・・・」
花織が下手奥にはけて、グラスを持って戻って来る。
下手側に座ってグラスに酒を注ぐ。
花織「乾杯・・・」
花織が飲み始める。少しの間二人で飲んでる。
飛鳥「会う事すら出来なかった・・・」
花織「そっか・・・」
少しの間。
飛鳥「怒ってる?お父さんみたいな男を好きになって」
花織「怒ってない、呆れてる」
飛鳥「私、かっこ悪い?」
花織「すんごいかっこ悪いね。男にフラれて、妹にあたって、挙句の果てには男に逃げられて
やけ酒してるなんて」
飛鳥「・・・そうだよね・・・なんとなくフラれるかもとは思ってたんだ~、LINEのやり
取りとか減ってたし。たまに会っても向こうはやる事しか考えてないし。でもさあ、
まさか妹にとられるなんて思わないじゃん!」
花織「まあ、そうね~」
飛鳥「それに・・・私マグロじゃないもん」
花織「はいはい」
飛鳥「・・・風音に酷い事しちゃったな~」
花織「ビンタはやりすぎね。まあ、風音もしてたからお互い様だけど」
飛鳥「酷い事も言った・・・」
花織「ダンスに関してはあながち間違ってなかったんじゃない?最近あの子ダンスに一生懸命
じゃなかったから・・・小さい仕事は手を抜いて、大きい仕事では媚を売って・・・
実力が無いから次に繋がらない。まあ、本人が一番わかってるだろうけど」
飛鳥「だとしても、私が言えた立場ではない」
花織「それはそう、ニートが言っても説得力はないね」
飛鳥「だよね・・・」
花織「ちゃんと謝りなさいよ。風音にも謝るように言っとくから」
飛鳥「うん・・・」
花織「まったく、二人とも良い歳なんだから、シャキッとしなさい!」
飛鳥「・・・うん。ありがとお姉」
花織「あんた、タバコ吸ったでしょ?」
飛鳥「・・・お風呂入ってくる」
花織「酔っぱらってて大丈夫?」
飛鳥「大丈夫」
飛鳥がグラスを持って立ち上がる。
花織「ついでに、これも片付けといて」
花織がグラスを渡す。
飛鳥「わかった」
続く・・・
出演希望の方で、台本を全部確認したい方は
メールにてお問い合わせください。
台本を読んで、出演するかどうかを判断して頂けたら幸いです。
募集概要
【条件】
・チケットノルマ無し
・1枚目からチケットバックあり
※チケットの金額の1割
例)3,500のチケット=1枚当たり350円のバック
・ギャランティ5,000確約支給
※交通費込みの金額となります
・物販バックあり
【募集対象】
・女性限定
※年齢に関しては見た目年齢で判断いたします。
・演技経験のある方(映像・舞台関係なく)
・本番期間のスケジュールを全日キープ出来る方
・未成年の方は保護者の許可が得られる方
・所属団体の許可が得られる方
・ブロマイドやチェキなどの物販にご協力頂ける事
【応募方法】
メールにて受付。
下記必要事項を全て記載&必要書類添付の上、指定のアドレスへ送ってください。
応募先:actspear@gmail.com (担当:清原)
件名: 花鳥風月 出演希望
本文
① 氏名/ふりがな
② 生年月日/年齢
③ 現時点でNGなスケジュール(あれば)
例)「9月に舞台の本番あり」など
④ 志望動機
⑤ 演技経験の有無/芸歴
⑥ SNS のアカウント名(芸能用があれば)
⑦ 所属の有無/所属先名
添付資料
・お写真(バストアップの写真を最低 1 枚以上)
・プロフィール(あれば)
・映像資料(あれば)
※自己紹介をしているスマホで撮影した動画などでも大丈夫です。
【第一次募集締め切り】
2021 年 6月 4 日(金)23:59⇐募集終了
【第二次募集締め切り】
2021 年 6月 23 日(水)
※キャスティング出来た場合、追加募集は行わない可能性があります。
【選考の流れ】
書類選考後、6 月 10 日(木)6月26日(土)までに応募者全員に合否の連絡
書類通過後は個別に日程を調整して、二次(面接)選考を実施
※ZOOM を予定。ZOOM が厳しい場合は感染対策をしっかり行った上で直接面談。(交通費応募者負担)
【注意事項】
・合否についての問い合わせは原則不可といたします
・頂いた個人情報は責任を持って保管致します
【その他】
ブロマイドの撮影で1日設ける可能性があります。
稽古風景などは、メイキング動画と題してYoutube「アクトスピアTV」に公開致します。
質問等があれば、気軽にご連絡ください
迅速に回答いたします!
沢山のご応募お待ちしております!
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